かながわサポートリスト

6/11(土) 神奈川県教育委員会とフリースクール等による不登校相談会

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青少年の居場所(自習スペース「わかたま」の新規開設について)

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不登校の中学生の支援教室を県立高校に開設 埼玉県教委が初の取り組み

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日本の教育は「1割」が動けばガラッと変わる!?「前年踏襲」の学校文化を断ち切る光 土佐兄弟卓也が先生に疑問をぶつけた【後編】

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日本の教育の発展を妨げる「抵抗勢力」の謎!?公立教員のリアル×親の本音 【対談】親の疑問×公立小学校教員のリアル

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社会と繋がりがもてなかった私を照らしてくれたものづくりの世界

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 小学4年生の息子、小学1年生の娘がLargoに入会して3ヶ月が経ちました。 息子が不登校になった経緯とLargoにつながるまで、ホームスクールでの「学び」の捉え方など、とても個人的な内容ですがまとめてみました。これを読...

不登校からホームスクールを選択し、フリースクールにつながるまで

 小学4年生の息子、小学1年生の娘がLargoに入会して3ヶ月が経ちました。 息子が不登校になった経緯とLargoにつながるまで、ホームスクールでの「学び」の捉え方など、とても個人的な内容ですがまとめてみました。これを読んでくださる方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。 【就学前。不登校になるまで】  ちょっと育てにくいな。でも初めての子で男の子だし、こんなものなのかなと思っていた息子。小さい頃から誰にでもニコニコ話しかけ、いつでも元気いっぱい。育てやすいと感じていた娘。 ふたりとも、4歳の頃に自閉スペクトラム症の診断を受けました。 息子が保育園の年少クラスに入る頃、先生から「一斉指示が通りにくい。順番へのこだわりが強く癇癪を起こしやすい。音に過敏に反応してお昼寝ができない。3歳児検診では、必ず保健師さんに相談してください」とハッキリ言われたのを覚えています。育てやすいと思っていた娘も、同じような経緯で診断に至りました。 療育に週1回通いながら保育園を卒園し、公立小学校の個別支援学級に進級しました。 支援級の先生は、先生なりに一生懸命息子と関わってくださいましたが、息子にとって保育園と小学校の環境のギャップは予想以上に大きく、入学して10日ほど経つ頃には、学校にいる大人への不信感を募らせていました。 自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害などの発達障害を持つ人は、環境への過剰適応の結果、心身に不調をきたす「二次障害」になりやすいと言われます。この時期の息子は、早くも二次障害状態にあったのだと思います。 振り返ると、年長の夏くらいからアレ?と思う言動はありました。息子に、かわいいなぁと思って笑いかけると「僕をバカにしてるの?そういう風に笑わないで!」と怒るので、家族中がいつも冷静でいることを強いられるような日々でした。 おそらく息子は、みんなと同じようにできないことを自覚しており、自信を失くしていたのだと思います。向けられる笑顔は、できない自分をバカにする行為と受け取っていたのでしょう。 天真爛漫に園庭を走り回っている保育園児でも、こんなに周囲の雰囲気を敏感に感じ取ってしまうのかと驚きました。幼稚園や保育園へのわかりやすい行きしぶりがなくても、本人は言葉にできないような心の負担を感じていて、就学を期に顕在化するケースは少なくないと感じています。 【入学後、すぐ不登校に。Largoにつながるまで】 軽い二次障害状態で入学した息子はすぐ不登校になり、ホームスクールに切り替えました。支援級には時々体育の時間だけ登校し、私が仕事の日はおばあちゃんの家で、仕事が休みの日は自宅やアスレチックなどで過ごす、ゆるいホームスクールが始まります。 初めてLargoを見学したのは、息子が小学1年生の冬です。その頃の息子は、代官山にある「Branch」に定期的に通いながら、「好きなことで人とつながる」関わりをしてもらっていました。 Largoの木造建築に「落ち着く」と言いつつも、知らない子どもたちが元気に過ごしている環境は、当時の息子にはまだ刺激が多かったようで、入会には至りませんでした。 あれから3年。娘がLargoに通い始めたのをきかっけに、息子も行ってみようかな、と重い腰を上げました。3年越しのLargo体験中の息子は終始真顔で、みんなの様子を見ているだけのように感じたのですが、帰るときに「すごく楽しかった!また来たい!」とワクワクする姿がとても嬉しく、今年の1月からお世話になっています。今では「みんなと遊ぶのが楽しすぎて、お昼ごはんの時間も惜しいくらい」というほど、Largoでの時間を楽しんでいます。 【場の安心感。人への信頼感】 就学後の大人への不信感は、「自分の気持ちを聞いてくれない」というものでした。Largoでは、嫌だな、今はやりたくないな、みんなはアレをやっているけど自分はコレをやりたいな、という気持ちも大事にしてくれます。スタッフさんにそういう感情を伝えると「気持ちを言葉にできるのは、それだけでとても良いことなんだよ」と自分の話を聞いてくれると、子どもたちは言います。 また、ロボットプログラミングやアート、火起こしなどが得意なさまざまな大人の方が、同じ空間で楽しんでいる姿を見れるのも魅力的です。 異年齢の多様な人たちと好きなことができて、嫌な気持ちも大事にしてくれる。そういう環境は、なかなかありません。 「行きたくない」「今はいいかな」と言った場所でも、時間が経つと行けるようになったり、チャレンジしたくなることはあると息子が教えてくれました。 不登校のお子さんが外に出てみよう、どんなに小さなことでも新しくチャレンジしてみようと思うには、時間がかかるかもしれません。個人差もあります。大事なのは、場の安心感と人への信頼感に、本人が納得できるかどうかなのかなと思うようになりました。 【ホームスクールでの「学び」の捉え方】 学校へ行かない、フリースクール等で主体的に教科学習をしないと、学校の勉強が遅れてしまう。将来自立して生きていくための仕事に就けないのではないかと、不安に駆られる瞬間はありました。それでも、本人の興味関心や、やってみたいことの中に学びを見出す楽しさを知れたのは、先輩ホームスクーラーご家族との出会いや、似た状況にいる保護者やお子さんとの繋がりのおかげです。 國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」で、哲学者バートランド・ラッセルの言葉が引用されています。 “教育とは以前、多分に楽しむ能力を訓練することだと考えられていた” また千葉雅也さんは、著書 「勉強の哲学 来たるべきバカのために」の中で “もっといろんなものを肯定的に面白がれるようになる、いままで受け付けなかったものを受け入れられるようになる、というのが基本的に勉強の進むべき道なのです。” と書いています。ちょっと抽象的かもしれませんが、楽しむ、面白がれるようになるのが教育の基本ならば、ホームスクールで扱える勉強の幅は無限大です。子どもの隣に座り、彼らの目線の先を共に楽しんでみたり、ちょっとお手伝いしてみたりすることが、ホームスクール・ホームエデュケーションでの学びの醍醐味だと思っています。 【文】ホームスクール&ホームエデュケーション家族会運営メンバー 芹田枝里さん 長男、長女が小学校に入学してすぐ不登校に。以降、共働きしながらホームスクール中。

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“心のゆとりができた” 4時半下校? 教師の負担を減らす 現場の模索を紹介

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五味太郎さん、不自由さへの直言「自由なんてのは存在しない」

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