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川崎市教育委員会や行政からの委託事業や自主事業など、様々な事業を展開する教育活動総合サポートセンター。南武線津田山駅から徒歩7分、閑静な住宅街にあります。
不登校支援としては、学習支援や居場所づくりを3か所で展開しています。
在籍する約70名の職員の多くは元教員や各分野の専門家です。
無理に勉強を強いることはせず、子どもが興味を持つ活動(科学実験や工作、家庭科など)を通じてまずは信頼関係を丁寧に築き、学校への復帰を目的とするのではなく、学校と連携するなど、子どものペースに合わせた柔軟な関わりをしています。
また、全国に先駆けて2001(平成13)年に施行した「川崎市子どもの権利に関する条例」の理念に基づき、子ども第一の視点を大切に支援しています。
取材の中で、今の活動につながる素敵なエピソードをご紹介くださいました。
田中さんは13年間の校長在任期間中、校長室を毎日開放していましたが、ある時昆虫好きの複雑な家庭環境を抱える子どもが校長室にやってきました。工作好きだった田中校長先生は、その子が興味を持ってくれたら、手を動かすことで心が安らぐかもしれないと考え、毎晩昆虫のペーパークラフトの準備をして子どもを迎えるようになりました。教室に行きづらくなった子どもたちとも一緒にペーパークラフトに取り組んでみると、徐々に落ち着きを取り戻し、笑顔が見られたという経験から、「安心して過ごせる居場所」と「信頼関係」が子どもにとって重要であるという確信に至ったとのことでした。

