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場所は横浜市緑区の環状4号線沿い、横浜線十日市場駅から徒歩10分程度。
様々な事業所等が入るビルの一角に、校舎があります。
温かみのある木でできた看板の下がった扉をくぐると、別世界が。
子どもの頃に親しんだ児童文学にでてくるような、穏やかで豊かな学びの場が広がっていました。
何ともともとは、洋服屋さんの倉庫。建築家の村山雄一さんが手掛けた美しい施設でした。
教室に入るとまず目に入ってきたのは、美しい板書と季節の展示。
「毎日の授業が美しくそして感動に満ちて、子どもたちの根底に生きる力の種をまくことができたらと考えて、日々努力しています」と仰る長井先生。
その言葉が体現された教室でした。
アクティビティも多く、健やかになるために身体を動かすことを重視。
「子どもたちをたくさん走らせようと思ったら、鬼ごっこが一番」と笑う、先生。
施設の裏にある十日市場だんご山公園に出かけることも多いそうです。
音楽の習い事も推奨しており、校内の子どもたちでオーケストラができるほど多様な楽器を親しんでいるのも特徴です。
弦楽器のような、決まった音が出ずに自分で音を調整するような楽器から始めることを勧めているというお話も。
事前にシュタイナー思想について調べる中で、「身体性を大切にしているらしい」という大まかなイメージを抱いて今回の見学に臨んだのですが、実際の現場や実践に触れることで、合点がいくことがたくさんありました。
更にお話を伺う中で一番印象的だったのは、クラスごとに学び方が違う。先生も、そこにいる子どもも違うのだから、学び方が違うのは自然なこと…というお話。
『平等・公平』や『自由』について、考え直すような時間でもありました。
在籍する子どもたちの2割は転校生で、不登校からのお子さんも一定数いるそうです。
進学先としてはシュタイナーの高校が多く、全寮制の学校に進学するお子さんもいます。「外の世界が見たい」と言って一般の高校に行くお子さんも。
9年間で少しづつ自分らしさを見つけて、自分なりに幸せになる力をつけていく。
見学会も実施しているとのこと。学校の雰囲気をぜひ感じてみてください。

