
【動画を見る】
海老名駅から徒歩15分程度の場所にあるSACHIstation。
見学当日は、駄菓子屋さんの日。 到着すると、たくさんの子どもたちで賑わっていました。
SACHIstationといえば、生活力。
「生活力」を掲げることにしたきっかけは、代表の久保さんが前職で見てきた、こんな光景。
学力はあるが、お米が研げない。コミュニケーションが上手くとれない。
勉強だけで大丈夫? もっと必要なことがあるのでは。そう感じた経験が、今の活動の原点にあると語ってくださいました。
今の学校の評価軸では「勉強ができればOK」になっているのではないか。勉強ができないと、劣等感を持ってしまうのではないか。
違う角度から見れば、その子の良さをいくらでも見つけられるのに。そんな思いも強くあるそうです。
日々の活動には、家でも学校でも経験しないことが多く、興味を持ってトライする子どもが多いそうです。
畑仕事や毎日の昼食作りなど、「食」という命に直結するような知識や体験は、達成感を得やすいのではないかともおっしゃっていました。
その昼食作りがすごい。
月初の会議で1か月分の献立を決め、日々の買い出しや片付けももちろん自分たちで行います。
メニューを見せてもらったのですが、カレーや焼きそばのような「作れそう」なものだけでなく、春巻きやラザニアなど時間のかかりそうな献立も!
11時から準備をはじめて、2時間ほどで「いただきます」。
家計簿もつけて、金銭感覚を養う時間にもなっています。
そして、「次につなぐ」ことも大切にしています。
「子どもたちには2年で次の場所に行けるように、と伝えている。ここにしか居られない子、外でやっていけない子になってしまうのは避けたいので」と、久保さん。
2か月に1度の子ども面談や日々の関わり、保護者面談を通じて、より良い次のステップを一緒に考えていきます。
SACHIstation以外にもコミュニティを持ってほしい。
「私たちは、ここをゴールにしてほしいわけではないんです。安心して立ち寄れて、安心して旅立っていける。そんな“通過点”でありたい」という思いを語ってくださいました。
取材中も、たくさんの子どもたちが駄菓子屋さんにやって来ました。お店の前が通学路になっていることもあり、「久保さん!」と声をかけてくれる中学生も。
地域に温かく支えられながら、小さな「できた」を重ね、子どもたちが生き生きと成長していける。そんな、かけがえのない居場所だと感じました。
ぜひ訪れてみてください。
