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【キミイロ限定記事】不登校を経験した子どもによる座談会 〜母から見た不登校のその先①〜

2024/04/25 更新
キミイロ編集部

すごく懐かしい気持ちで久々に動画をみました。
あっという間に3年経ち、今、彼は県内の定時制高校に通っています。
絵を描くことに目覚め、時間があればデッサンの勉強、練習。夢中で取り組んでいます。

小1から五月雨登校、「学校は牢屋みたい」「先生の言うことを聞く子どもが1番偉い場所」と、彼なりの苦しさと戦いながらの学校生活でしたが、
ご覧の通り”困り感”が全く外に出ないタイプです。
「サボらせないでください」「来ればクラスで1番楽しそう。彼がいると楽しいと言って、登校できるお子さんがいる」などと言われるばかりで、彼の心に寄り添い理解してくださる先生はいませんでした。

中学では、ゆるく学校と関わることは一切認めてもらえず、適応障害を発症。
起立性調節障害でもあることが分かり、この動画を撮影した時期は、眠れない・起きられない、心も身体も辛い・・そんな生活の始まりの頃でした。

この3年間、カウンセリングに足繁く通い、心療内科や小児科で薬もたくさん試したりやめたり。できることを、できる範囲で無理なく、少しづつ進んできました。
できないことに目を向けてしまうこともありましたが、彼には定期的なカウンセリングで心理士さんと「今、これができている。大丈夫」と確認できたことが安心に繋がっていたのではないかと思っています。

高校進学については、体調のこともあり一旦は”どこにも所属しない”ことも選択肢にあがりましたが、「行けるかわからないけどやってみよう」と、定時制への進学を決意。休み休み通っていますが、なんとか進級できそうです。

私自身、不思議と「学校に行かせなければ。休むならしっかり勉強を!」思ったことがありませんでした。
学校に行かないという選択をしている彼が、道を外れているようにはどうしても思えなかったのです。

中学はほとんど通っていない彼ですが、自分のペースで様々なことを学び、年齢を問わず素敵な人間関係に恵まれました。
皆さんが彼を明るく真っ直ぐに育ててくださったのだと思っています。

家族で「自分らしくやりなよ」と見守れたこと、きっと良かったのだと信じてこれからも一緒に成長していきたいと思っています。

(ショウジさんの母)

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