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【キミイロ限定記事】綾瀬の親の会「ひなたぽっこ」を取材しました

2023/12/03 更新
キミイロ編集部

「ひなたぽっこ」は、我が子の発達や成長に悩みを持つ親同士で立ち上げた親の会。市内の公共施設にお部屋を借りて、親同士のお話し会を中心に、リラックスできるようなワークショップや講演会などの学びの機会もつくっています。
同じような悩みをもって子育てを経験した方の話や、同じ思いをしている仲間の存在は、孤立を防ぎ、親を元気にしてくれます。また、情報交換をすることで難しいといわれる子育てにも前向きに取り組んでいけるのだそうです。
参加者は毎回10人前後。継続して参加する方もいらっしゃいますが、いつも固定したメンバーという感じでもなく、初めての方も参加しやすい雰囲気のようです。
不登校になったことでお子さんの発達に特性があることに気づいて、情報を求めて参加される方もいらっしゃるとのことでした。

お話を伺った代表の原田浩子さんは、知的障害と自閉症のあるお子さんがいらっしゃいます。
会の発足のきっかけは、「みんなの学校」という映画の上映会を企画したこと。発達に特性のあるお子さんもクラスを分けず、一緒に学ぶことで育ちあう子どもたちの様子や先生方の奮闘、そして、この学校をたくさんの地域の人が応援し共に子どもたちを見守り育てることの大切さを伝える、とても素敵な映画です。
上映会終了後、自分たちにできることは?と考え、同じように悩みながら子育てをする方の気持ちに寄り添ってお話をうかがうこと、経験を話すことならできるかもしれないと考えて活動を始め、今年で3年になりました。
「綾瀬に親の会ができたことがとても嬉しかった」と参加者からスタッフになってくださった方もいるのだそうです。
お仕事をしながら活動を継続していくにあたってはご苦労もあるとのことですが、このような素晴らしい活動がもっともっと周知されて、楽しく続けていっていただきたいと心から思いました。

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